『トップページ履歴』2019年1月〜2019年12月
 
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2019. 1. 1 新年のご挨拶               会長:八木 宏
 
      『 ト ッ プ ペ ー ジ  履 歴 』
2019. 1. 1 新年のご挨拶               会長:八木 宏
 
   新年のご挨拶 OB会 会長 八木 宏  
 

 
         明けましておめでとうございます。
 会員の皆様には、ご家族ともども健やかに新年をお迎えになったこととお慶び   
申し上げます。地震や台風などの自然災害がなく穏やかな毎日が続くとともに、
日本と世界のさまざまな困難が少しずつでも解決することを願っています。
 
 今年は秋にラグビー・ワールドカップが開かれます。きっと成功して来年の東京
オリンピックに繋がっていくものと期待しています。
 OB会もさらに充実するよう幹事一同で努めたいと思いますので、皆様もさまざま
な形で参加し互いに交流していただけると幸いであります。
 
             はじめての栃木市    
 栃木県は佐野、矢板、那須の3事業所に田沼も加えて東京計器の重要な製造拠点に
なっています。またOB会の3支部がそれぞれ活発に活動していただいています。
 私自身をふりかえると、出張は何度もありますが栃木への転勤の経験はありません。
 それでも那須高原、塩原温泉、日光、宇都宮などに行ったことがあり栃木のことを
多少は知っているつもりになっていました。
 先日「ちょっとしたきっかけ」があり栃木市をはじめて訪れました。
 栃木市というからには栃木県の中心であって然るべき 栃木の町並み
栃木の町並み
ですが、県庁は宇都宮にあり栃木市には新幹線も通って
いません。しかし人口は宇キ宮市、小山市につづき県内
3番目の16万2千人です。
 歴史を振り返りますと明治4年の廃藩置県で栃木県と
宇キ宮県が設置されました。2年後に両県が統合されて
栃木県となり明治17年まで県庁は栃木町(現栃木市)に
置かれました。それだけ栃木は栄えた町だったのです。
 栃木駅のコンコースに栃木市観光案内所があり、その上部が「からくり時計」にな
っています。正時になると動き出して栃木市の見どころを紹介しています。
 賑わう商家と蔵の街なみ。 からくり時計_1
からくり時計_1
からくり時計_2
からくり時計_2
 巴波川(うずまがわ)を
行く舟には花嫁さん。
 まつりの山車が動きます。
 店の前にいる丁稚さんは
「路傍の石」の吾一少年で
作者の山本有三は栃木市の
出身だそうです。
 
                蔵の街
 駅を出て大通りを進むと蔵の街らしい風情が続きます。通りは無電柱化がされてい
ます。蔵は普通の土蔵のほかに1階を店舗にする見世蔵も多くあります。
 昔の店舗や蔵を改装・利用した記念館、郷土館や山本有三ふるさと記念館などもあ
りました。豪商・善野家の200年前の土蔵を改装した「とちぎ蔵の街美術館」では
「浮世絵で見る歌舞伎の世界」石川常四郎コレクションの役者絵という展示を行って
いて、なかなか楽しめました。
電柱のない町並み
電柱のない町並み
見世蔵
見世蔵
とちぎ蔵の街美術館
とちぎ蔵の街美術館
 山車を使う祭は秩父夜祭、高山祭、京都の祇園祭、岸和田だんじり、博多祇園山笠
など全国に多数あり各地で盛大に行われるようですが、 山車・劉備玄徳
山車・劉備玄徳
栃木市でも2年に1度の「秋まつり」に12台の山車が曳
き出され市内を練り歩き大いに賑わうそうです。
 私が行ったのは数日前に終わった時で、後の祭り。
 山車会館には3台が保管されていて、祭の歴史を紹介
したり、祭を楽しむ人々の様子を伝える映像の中から山
車がせり出して来る迫力ある演出で楽しめました。山車
に関わる資料もたくさん展示されていました。
 大通りから少し横道に入っても蔵があちこちに残って店舗に改造されたり記念館に
なったりしていました。珍しく洋風木造2階建、銅板葺の建物もありました。
 大正2年建築で文化庁の 蔵の前の店
蔵の前の店
栃木病院
栃木病院
登録有形文化財に指定され
ている旧栃木病院です。
 今も病院として現役です。
 江戸時代や明治時代の蔵
が立ち並ぶ街にあって少し
雰囲気が違う建物も大いに
印象に残りました。
 
             日光例幣使街道
 大通りを進んでいくと岡田記念館(慶長以来の旧家・岡田嘉右衛門屋敷)のあたり
に日光例幣使街道、嘉右衛門町・伝統的建造物保存地区などの立て札がありました。
 先に「ちょっとしたきっかけ」と書きました。実はBSの「にっぽん縦断こころ旅」
を見ていたら火野正平さんがここに「とうちゃこ」したのです。
 中でも例幣使というものに興味を引かれて栃木市を訪ねる気になりました。
 東照大権現に祈りを捧げる「幣」(ぬさ)を朝廷から東照宮に奉納するために毎年
派遣されたのが例幣使です。「幣」を納めた黒革長持を中心に例幣使及び随員たち50
人前後の一行は京、近江草津から中山道を進み、倉賀野宿から例幣使街道に入り太田、
天明(佐野)、栃木宿などを経て楡木宿に至り、壬生道を経由し今市からは日光道を
通って日光・東照宮に至るという14泊15日の旅だったそうです。
例幣使街道
例幣使街道
岡田記念館
岡田記念館
油伝味噌店
油伝味噌店
 栃木はこの街道の宿場町となって人が集まり物も集まるようになりました。さらに
巴波川の舟運により江戸との交易が盛んになって栃木の 蔵の街遊覧船
蔵の街遊覧船
商人たちは隆盛を極めました。
豪商たちが巴波川の両側に沿って建てた多くの白壁土蔵
が現在の蔵の街につながっています。
 蔵の街遊覧船で往時の隆盛をしのぶことができます。
 蔵の街を駆け足で回りましたが十分楽しめました。
 日光例幣使街道は倉賀野から楡木まで約82km。
 ほかの宿場や街道はどんな様子でしょうか。
 いつか2泊3日ぐらいで歩いてみたいものです。