版画の経験を活かし、“日光彫り”に挑戦!                有馬 清
 
平成18年9月の畜産業文化祭出展作品に取り組む
平成18年9月の畜産業文化祭出展作品に取り組む
 自分が、彫刻を始めた動機として二つ考えられます。
 一つは、退職後の趣味として、卓球・ゴルフ・バード
ゴルフ・家庭菜園・ハイキング等ありましたが、雨が
降っても、寒くても、夜中でも家の中で落着いて出来る
趣味はないかと思っていた矢先、組内の新年会の席で彫刻
のことを知り、平成17年3月頃から“彫刻(日光彫り)”
の仲間に入れてもらうこととなりました。
 
 もう一つの動機は、過去に版画をやっていたことが、心を動かしたのだと思います。
 版画といっても趣味でやっていたのでなく、年末の年賀状を作成する際に、版画で
背景・文章までも彫刻・印刷することで、手書きが苦手なことを克服する手段でした。
 ただ、20年位続けた版画による年賀状作成も、パソコンの普及でもっと容易に作成 
することが出来るようになり、ここ10数年は途絶えていました。それでも版画と現在
の彫刻とでは、表現の仕方は異なるものの彫ることに変わりないことから、今回の
彫刻を趣味とする動機に繋がりました。
 
<事務局> 10月28日の矢板支部第10回記念総会に於い 平成15年5月に日光彫りを始め、1年間で作成した作品8点
平成15年5月に日光彫りを始め、1年間で作成した作品8点
て、支部会員の「趣味の作品」が多数展示されました。
その中に、有馬さんの作品二点も有りましたが、“日光
彫り”の彫刻・漆塗りの素晴らしさに、出席された矢板
支部の皆さんも、ただただ感心するばかりでした。本当
は実物を直接見ていただければ、作品の素晴らしさが更
に実感出来るのにと、つくづく思われます。