私と写真の歩み 森内 秀樹
 
フイルムからデジタル
森内秀樹さん
森内秀樹さん
 首題のタイトル名で、2008年11月私の写真人生みたい
なことをしたため6年余経過しました。この間の技術志
向はアナログからデジタルへと大きく変身しました。カ
メラ工業界も同様で、フィルムからデジタル(記録メデ
ィア)へと大きく流れが変わりました。
 私もその流れにのり、ミノルタDimage7iを購入したこ
とを書いていますが、電池の消耗が激しく、毎晩充電し
なければならず、完成品とはいえない程度の商品で、こ
の為、ニコンのF5を継続して使用をすることになりました。フィルムは、コダック
が製造を中止し、日本でもフジフィルム1社となり、しかも価格は上昇、追い打ちを
かけるように現像代が値上がりする等で、フィルムは使用できなくなる時期が早くな
ると予想され始めました。
 2010年9月、横浜の「港の見える公園」にて、薔薇を撮影するため三脚を開きカメ
ラを雲台に乗せて固定作業をしている際、強風が吹き帽子が飛びそうで帽子に手をや
った時に、手か足のいずれかが三脚に振れ、三脚は転倒しカメラはコンクリート上に
落下し、レンズは外れなくなり、プリント基板は飛び出す等で、素人が見ても修理は
不可能と思われ、最悪の日なりました。
 今後デジタルカメラ時代に移行されるであろうと思い「清水の舞台」からの思い
で、ニコンのD-5000を購入し、使い始めたのは正確ではないが、2010年11月頃だった
と記憶しています。
 デジカメの撮影技術をマスターするには、系統だった受講が必要と思い、朝日カル
チャースクールの講座に参加することを決め、2011年4月から今日まで継続していま
す。
 講座は野外撮影の作品を講評会に各自が約20枚提出し、講師の批評を聞いて撮影技
術の向上に心掛けています。
 展示の一部作品は、2012年8月18〜20日福島県裏磐梯の撮影旅行に出かけた際の作
品です。撮影枚数が増加するに従い、この処理をパソコンに頼る必要があります。店
頭のプリント装置では30円/1枚程度の経費が必要で、経費節約には自分でプリントす
るのがベターです。
 デジカメを自在使用するには、パソコンにも精通する必要があり、一芸に秀でるに
は、毎日の努力を欠かせません。