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 松居嗣さん |
私が絵を描くことになったキッカケは、在職中に周り |
の先輩や友人たちから、定年後の将来の将来のために何 |
か趣味を持っておいたほうが、よいとアドバイスされた |
ことで、漠然とした思いから始めたことです。 |
偶然、10年前に中学時代の友人が、地元で水彩画展に |
出展していたときに誘いを受け、私を含め同級生仲間10 |
人(男4名、女6名)と意気投合して始めることになりま |
した。しかし、当初は全員が中学生時代に絵を授業で習 |
った以外、それまで絵筆を触ったこともない者ばかりで、全てゼロからのスタートで |
した。 |
したがって、絵心のあるものは誰も居ない中でのスタートゆえに、すぐに挫折する |
ものと思っていました。ところが幸いなことに教室の先生が、絵画の世界でも有名な |
方で、現役のころ教師を長年勤められた経験からわれわれ素人にも分かりやすく、 |
各々の個性を引き出すことの上手な教え方にも引かれ、今日まで続けられたと思って |
います。また、我々は絵のこと以外でも、普段から地元の気のおけない仲間として長 |
年付き合っており、冗談ながら絵も生涯続けようと誓っているところです。 |
具体的には月2回のレッスンで、スタート直後は簡単なデッサンから始め、水彩画 |
を約4年、油絵を6年手がけてきました。その間、絵画展を今回も含め4回地元の会 |
場を借りて催しました。今後も定期的(2〜3年置き)に開催予定です。 |
とても満足いく作品は描くことは出来ませんが、来場された方々から様々な批評を |
お受けしながら、少しでも自分の気持ちが絵に表わせられることを願いながら続けて |
いくつもりです。 |