“水彩画”と歩んで“古希”を迎える | 横浜市 清水 有道 |
![]() 清水有道さん |
私は、1937(昭和12)年に東京・大田区の池上で誕生、 | ||
今年3月には“古希”を迎えます。 | |||
「水彩画」への出会いは、中学入学と同時に故松本慎 | |||
三(シンソウ)画伯(南 薫造、真野紀太郎に師事、バ | |||
ラの大家と言われた日本水彩画の重鎮。現日本美術院特 | |||
待の松本 勝画伯の厳父)に水彩画の指導を受けたこと | |||
です。約7年間教えを受けました。単に絵の描き方を教 | |||
わるだけでなく、有名な画家の作品の見方、何を参考に | |||
すべきかを教わり、それ以来多くの画家の名前が私の字引の中に溜まっていったよう | |||
です。これは今でも展覧会に出向き、それらの画家の作品に出会うたびに、当時のこ | |||
とを思い出して、同画伯への感謝の気持ちを新たに致します。 |
中学・高校時代を通じずっと美術部に籍を置き、水彩画、ポスター、版画を制作し、 | |||
同人雑誌のカットを作ったりもしました。 | |||
大学に入学してからは、一転して本格的な登山に取り組みましたので、絵も山の絵 | |||
が中心になりました。 |
1961(昭和36)年4月、地元の(株)東京計器製造所{現(株)トキメック}に入社 | |||
してからは、退社するまでの37年間を殆んど海外営業、渉外業務に従事し、6ヶ月の | |||
スペインへの遊学、3年間のオランダでの駐在、2度の3ヶ月にわたる中近東と北ア | |||
フリカ諸国へのJETROから委嘱された市場調査、加えて6年間の秘書室勤務等々で、 | |||
世界の98ヶ国を駆け回ることになってしまいました。そのため水彩画の制作は中断せ | |||
ざるを得ず、細々とスケッチ・デッサンのみを続けていました。したがって、私が在 | |||
職中には、私の周囲の皆様方にも私が絵を描くなどとは思いも及ばなかったことでし | |||
よう。 | |||
定年退職年齢が近づいた1995(平成7)年に定年後の余暇利用を充実させようと思い、 | |||
水彩画制作を再開しました。 |
退職後、自宅に情報機器を装備し、いわゆる“SOHO”事務所を開き、米国企業の駐 | |||
日代表の仕事を請け負い今日に至っておりますが、近年はめっきり忙しくなり、思う | |||
ように水彩画制作の時間が取れないことが新たな悩みです。 |
水彩画制作再開後の主な画歴 |
1995(平成7)年4月 水彩画制作を再開。 | |||
1997(平成9)年10月 「絵手紙リレー千人の輪展」に参加。同会第2回展に出品(川 | |||
崎市武蔵小杉・「ギャラリー亜衣」)。 | |||
1998(平成10)年6月 「絵手紙リレー千人の輪第3回展」に出品(川崎市溝の口・「 | |||
高津市民ギャラリー」)。 | |||
1999(平成11)年8月 「絵手紙リレー千人の輪第4回展」に出品(東京都渋谷・「電 | |||
力館ギャラリー」)。 | |||
10月 第一美術会員(当時)金木千代子さんと2人展を開催(JR宇 | |||
都宮駅ビル内「コーヒー倶楽部ギャラリー」)。 | |||
2000(平成12)年2月 「第10回絵手紙芸術展」に出展(東京都銀座・都民劇場「ステ | |||
ージ21ギャラリー」)。 | |||
6月 上記日本美術院特待松本 勝画伯に指導を仰ぎ、現在に至る。 | |||
9月 第1回個展「清水有道水彩・デッサン展」を開催(大和市南林 | |||
間・「カフェパウリスタ“きさらぎ”」)。 |
2001(平成13)年11月 第2回個展「清水有道水彩風景画展」を開催(大和市南林間・ | |||
「カフェギャラリー“野の花”」)。 | |||
2002(平成14)年9月 第3回個展「清水有道水彩画展」を開催(東京都日比谷・三井 | |||
ビル・核燃料サイクル機構「東京インフォメーションルーム」) | |||
11月 「水彩画2002」に参加出展(横浜市白楽・ギャラリー「アング | |||
ル21」)。 | |||
2003(平成15)年2月 「新春芸術祭2003」に参加出展(ギャラリー「アングル21」)。 | |||
2004(平成16)年10月 第4回個展「清水有道水彩画展」を開催(ギャラリー「アング | |||
ル21」)。 | |||
2005(平成17)年5月 第41回「具象美術展」に招待出品を受け、近作5点を出展(横 | |||
浜市関内・「横浜市民ギャラリー」)。 | |||
同展の正式本会員に推挙をいただきましたが、業務多忙で会の | |||
定例行事に参加不可能のため辞退しました。 |
昨年は、業務多忙のため、制作点数が揃わず、個展を開催することが出来ませんで | |||
した。今年は古希の記念に是非とも第5回個展を持ちたいと計画中であります。 | |||
開催の折には、皆様方にご高覧いただき、ご講評を頂戴致したく存じますますので | |||
宜しくお願い申し上げます。 | |||
また、過去の個展、参加出展の際には、多くの先輩、同僚のOB各位にご高覧いた | |||
だき、お買い上げいただき有難うございました。この場をお借りしまして厚くお礼申 | |||
し上げます。 |
![]() 第4回個展・案内絵葉書 |
![]() 作品説明場面 |
![]() 会場風景 |
清水さん(画伯)の作品に関し、事務局からのお知らせ! |
今回の清水さんの作品は、今までに出展された作品のうち、自薦で「絵葉書」にし | |||
たものを、ご無理言って40点もの大量の作品をご提供していただきました。この作品 | |||
を2回に分けて、ご紹介いたします。2回目は2月中旬頃を予定しております。 |
作品の原画は、制作年月の古いものの中には一部4号(1号は絵葉書1枚の大きさ) | |||
の大きさのものもありますが、殆んどは6号だそうです。なお、題名の後に「売却済 | |||
み」とあるのは手元には作品がございません。現在、清水さんの市場価格は「1号1 | |||
万円以上」となっているそうです。 |
この度、清水さんのご好意で、「万一ご希望の方がいらっしゃいましたら、しっか | |||
リ額装して8掛けくらいで、お届けの梱包送料当方持ちで」と言って下さいました。 | |||
ご関心のおありの方は、下記へ直接お問い合わせください。 |
*連絡先 清水 有道 宅 電話 045−560−5055 | |||
E−メール・アドレス:会員名簿参照 |